現在の研究テーマ 〜 複合材料で未来を拓く 〜

複合材料の研究、製造方法の開発だけでなく、製品開発や市場開拓にも取り組みます。

ICCは、複合材料の飛躍的普及を促す多様なテーマに取り組みます。材料自身の研究や効率的な製造方法の開発だけでなく、製品としての魅力を上げるための取り組み、マーケット自身を作りだしていくリサーチなども守備範囲としています。

高機能性素材開発

新規樹脂材料の開発とコンポジットへの応用

FRPの性能追求、高機能化、更にはプロセスへのマッチングの観点から要求される様々な特性の付与を目的として、モノマーの分子設計も視野に入れた新規な樹脂材料の開発を行なっています。
それらをマトリックスとするコンポジットは従来とは一線を画する性能を発揮することが期待されます。

革新製造プロセス開発

2次加工開発 - 異材接合

CFRPが様々な分野へ利用されるのに伴ない、CFRP同士、もしくはCFRPと異材との接合技術が求められてきます。CFRTPは熱を加えて変形させることにより、嵌合効果をねらった接合が可能です。
ICC では熱媒体として
・超音波
・電磁誘導
の2種類の方法から、CFRTPを用いた有効な機械接合方法を検討します。またこれらの方法を利用して、実用的な部材の接合を想定した装置開発を進めています。

アプリケーション開発

大型構造物への適用:大型硬帆による風力推進船など

繊維複合材料の大型構造物への適用検討の具体的な取り組みとして、東京大学を中心とした研究プロジェクトの大型硬帆を搭載した風力推進大型船の実用化検討を進めています。既に長崎県佐世保市に、高さ20mのGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製パネルと金属フレームで組み立てた伸縮稼働式の実証試験機が稼働しており、現在は空力性能や耐久性などの試験を行っています。
今後は実際の船への搭載を目指した計画を定め、炭素繊維複合材料を用いた大型の帆構造の製造技術開発や、構造モニタリング技術の開発などを行っていきます。

リサイクル技術開発

大型部材の低コスト・大量処理

将来的に課題となる、大容量の処理能力、かつ低コストな再利用技術、リサイクルシステムを確立します。

page top