ICCについて

所長メッセージ

「複合材料のモノづくりイノベーション」の実現にむけて!

「複合材料をもっと幅広く多くの分野で利用するために、企業と連携して適用技術の研究や製品開発を支援する」これが革新複合材料研究開発センター(ICC:Innovative Composite materials research & development Center)の理念です。

ICCが目指すイノベーションは、単なる材料の革新にとどまりません。「複合材料をして社会に変革をもたらしむ」ことです。それには、「先進の複合材料ものづくり技術」に加え、社会への出口である「複合材料によるモノの創出」までが求められます。

複数の素材や原料を、いかにして高い機能と美しき形、さらには経済的競争力をも両立したモノとして世の中に送り出すか?異なる産業分野・企業に跨るさまざまな技術の複合化が不可欠です。

単に共同で開発する場所があればよいのではなく、基礎研究から製品開発まですべての研究者が密接に連携して情報交換できる開発環境が必要です。

ICCは、材料研究のみならず、実大/量産レベルの成形装置により、高度な製造技術の研究や装置開発さらには試作評価を支援できるものづくり環境と、複数の大学や企業による産学連携・産産連携のプラットフォームとなるオープンラボ・イージアクセスのオープンイノベーション環境を提供します。

学校法人金沢工業大学
革新複合材料研究開発センター所長 鵜澤 潔