研究開発

スタッフ紹介

関戸 俊英Toshihide Sekido

教授・技監

研究分野
CFRP成形プロセス及び生産技術
経歴

東京大学大学院 工学部 産業機械工学・修士課程
東レ株式会社 アドバンスドコンポジットセンター・所長

研究テーマ

CFRP製成形品及び成形プロセスの開発

  • 自動車部品(ハイブリッド成形品)
  • 耐熱性建築用部品
  • 大型構造体
研究内容説明
  • マルチマテリアル化している自動車部品において、ハイブリッド(熱硬化FRPと熱可塑FRP、CFRPと金属)構成の部品を高品質且つ高効率に量産が可能な成形技術の開発
  • 建築基準に適合可能な耐熱材とCFRPとの構成からなる建築部材の開発
  • 数十メートル以上の大型構造体(例えば、洋上フロート、建築構造体など)

成果

論文

  • RTM成形法によるハイサイクル大型一体成形技術開発、CFRP車体の成形技術の開発~NEDOプロジェクトから~, Automotive Technology Day 2009
  • CFRP航空機部材向け革新成形技術A-VaRTMの開発,第26回先端技術大賞 優秀論文・研究集(日経BP)
  • Designing and Processing on CFRP Automotive Structures, The 13th US-Japan Conference on Composite Materials
  • A Rapid Resin Injection System for Automobile Members Made by RTM Process, The 12th US-Japan Conference on Composite Materials
  • The CFRP Automobile Body Project in Japan, The 12th US-Japan Conference on Composite Materials
  • High-Speed manufacturing for high-speed trains, 2004 JEC-Composites/n゜
  • FRP Application to Truck Bodies, 7th Euro-Japanese Symposium
  • CONTINUOUS IMPREGNATION PROCESS BY FIXED ROLLERS DOUBLE BELT PRESS,14th International SAMPE symposium and exhibition, Dec. 2015
  • CONTINUOUS IMPREGNATION PROCESS BY FIXED ROLLERS DOUBLE BELT PRESS,17th European Conference on Composite Materials, June 2016
  • 固定ローラー式ダブルベルトプレスによるCFRTPシート成形プロセスの検討、第41回複合材料シンポジウム、2016年9月
  • 熱可塑性CFRPのリブ付パネル成形におけるリブ成形方法のリブ強度への効果、第68回塑性加工連合講演会、2017年11月
  • 発泡断熱層および吸熱層を複合化したFRPパネルの耐火性能評価、第11回日本複合材料会議(JCCM-11)講演論文集、 2020年3月

受賞

  • 「CFRPの革新ハイサイクルRTM成形プロセス、衝突エネルギー吸収、リサイクル技術の開発」に関わる下記の各賞
    複合材料学会賞、フジサンケイビジネスアイ先端技術大賞、先端材料技術協会(SAMPE)
    賞品・技術賞(2007年)
  • 型技術協会・技術論文賞(2012年)
  • CFRP航空機部材向け革新成形技術A-VaRTMの開発に関する賞
    フジサンケイビジネスアイ先端技術大賞・特別賞(2012年)