金沢工大COIの特徴─02 異分野/異業種の融合で川上から川下まで

金沢工大COIは、企画段階からすでに異分野/異業種による共同研究や技術融合による産官学が連携しており、川上(基礎研究)から川下(産業への適用研究)までひとつ屋根の下(アンダーワンルーフ)で一貫した研究開発を推進しています。

特徴-01で述べている社会インフラへの応用を実現するには、環境性能に優れた革新材料の開発や、大量生産が可能な革新的な製造プロセスの開発、革新材料の社会実装などさまざまな研究開発が必要となります。

アンダーワンルーフ

プロジェクト推進に不可欠な知的生産を活性化する「アンダーワンルーフ」

異分野/異業種の共同研究や技術融合、産官学の連携を促進するには、研究者同士のコミュニケーションが不可欠です。そのためにJSTから、COI拠点にはアンダーワンルーフ(ひとつ屋根の下)体制が求められています。

金沢工大COIの中核となる実施場所の革新複合材料研究開発センター(ICC)では、できる限りの壁を排し、オープンスペースでの研究活動やディスカッションができるようにすることで、アンダーワンルーフ体制を構築しています。

登録されている研究者は、原則、いつでもどこへでも入ることができます。また、入館退館を管理することで、必要な秘密保持にも対応できるようになっています。

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