金沢工大COIが目指す10年後の社会

高度成長期に造られた高速道路や橋、ビルやマンション等は、当時の社会の成長に大きく貢献しましたが、時が経ってそれらの劣化が進み、維持費の増大、さらには、事故の原因となって、現代社会の重荷になっています。

金沢工大COIは、社会コストの低減と新たな価値の創造が可能な次世代インフラシステム等に、革新材料を社会実装することで、柔軟性に富み、長期間にわたって価値を失わない「安全・安心で地球と共存できる数世紀社会」を実現します。

金沢工大COIが目指すアプリケーション(応用分野)

従来の技術では成し遂げられない革新的な技術や手法等により、環境性能に優れ、高機能(軽量、長期耐久性、自己修復性、難燃性等)、かつ柔軟な設計が可能で、施工がしやすく、さらには、建設後も移設やリサイクルが容易な革新材料を開発します。また、生産性を大幅に向上させる連続成形・製造技術等の革新技術開発を行い、それらを次世代インフラシステム等のアプリケーション(応用分野)に社会実装していきます。

  • 社会インフラ
    維持費用が限りなくゼロに近い社会インフラ(道路、トンネル、橋梁、高層建築)
  • 都市・住宅インフラ
    柔軟な設計が可能で、建設後も移設やリサイクルが容易な住宅インフラ
  • 海洋インフラ
    海洋大国としてエネルギー自給を目指す海洋インフラ(海洋資源掘削、洋上風力発電等)の実現

10年間の目標達成スケジュール

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