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2015.11.16-17
Matching HUB Kanazawa 2015 Autumnに参加しました。

Matching HUB Kanazawa 2015 Autumnに参加

平成27年11月16日(月)から11月17日(火)、ANAクラウンプラザホテル金沢にて「Matching HUB Kanazawa 2015 Autumn」が開催され、本拠点からも研究発表やブース展示を行いました。このイベントでは、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が北陸地域の活性化を目指した新産業創出と人材育成を目的として、法政大学教授萩谷氏や文部科学省産業連携・地域支援課長坂本氏の特別講演ならびに10テーマのテクニカルセッションが開催されたほか、パネル展示において250の企業や大学、公的機関の技術内容やシーズが紹介されました。延べ1,350名(1日目400名、2日目950名)を超える来場があり、その内、学生も170名の参加がありました。
本拠点は16日(月)に「金沢工業大学COI革新材料の社会実装にむけて~バイオベースプラスチックの複合材料への応用~」と題したテクニカルセッションにおいて研究成果を発表し、17日(火)には、展示ブースにおいてパネル展示やプロジェクタによる研究紹介を行いました。
テクニカルセッションでは、参画している各組織が研究開発の進捗状況を口頭発表し、炭素繊維複合材料(CFRP)の創製に向けた新素材開発に関して、活発な討議が行われました。テクニカルセッションの発表者にはCFRP用高分子材料を新規開発する研究グループ、CFRPの成形加工に注力する研究グループ、そしてバイオオイルの社会実装に邁進する企業がおり、社会実装にむけての連携や相互の情報交換が大いに促進されました。

展示ブースの様子(COI研究推進機構)
展示ブースの様子(COI研究推進機構)

テクニカルセッション プログラム:

1.COI STREAMの特徴と金沢工業大学COI拠点の概要 (20分)
金沢工業大学 COI研究推進機構 機構長 池端 正一
2.金沢工業大学COI拠点「革新材料による次世代インフラシステムの構築」
本拠点の研究開発テーマの紹介 (各20分)
【高機能性素材の開発】
1)「高性能プラスチックの研究開発」
北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科 教授 山口 政之
【環境性能に優れた素材の開発】
2)「有機分子触媒を用いたバイオマス由来資源の有効利用方法の開発」
金沢大学 理工研究域自然システム学系 特任助教 覚知 亮平
3)「アドバンスドナノカーボンを用いた樹脂複合材料の開発」
岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科(医) 講師 松浦 宏治
4)「二軸押出機によるセルロース系バイオマスの連続改質と成形加工の実際と展望」
金沢大学 理工研究域自然システム学系 准教授 瀧 健太郎
5)「バイオマス熱分解によるバイオオイルの製造と利用」
明和工業株式会社 代表取締役社長 北野 滋
テクニカルセッション会場
テクニカルセッション会場
COI STREAMの特徴と本拠点の概要発表(池端機構長)
COI STREAMの特徴と本拠点の概要発表(池端機構長)

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